シンガポール、ワクチン接種で隔離免除 まずドイツとブルネイから

チャンギ国際空港

シンガポール保健省は、新型コロナウイルスワクチン接種済者用のトラベルレーン(Vaccinated Travel Lane/VTL)を設置し、ワクチン接種完了者に対する水際措置を緩和する。

出発48時間以内と到着時、滞在中3日目と7日目にPCR検査を受ける必要がある。専用の直行便の利用に限られ、渡航者数も制限される。まずは、ブルネイとドイツの間で試行する。

入国予定日の30日前から7日前までに、ワクチン接種済者用トラベルパス(Vaccinated Travel Pass)を申請する必要がある。シンガポール国民や永住者でワクチン接種済みの帰国者については申請が免除される。

また、8月20日午後11時59分から、日本をカテゴリー3に追加する。ワクチン未接種の渡航者には14日間指定施設、ワクチン接種済みの渡航者は自分が選択した適切な場所で14日間の隔離を行う必要がある。

シンガポールでは8月17日時点で、人口の77%がワクチンの接種を終え、82%が少なくとも1回接種している。新規感染者数減少傾向で、前週の1日平均感染者数は63名となった。