アフガン退避、米国防総省が民間機18機活用　民間予備航空隊を運用

2021年8月23日

アメリカ国防総省は、民間予備航空隊（CRAF）のステージ1の運用を指示し、民間機18機を使用したアフガニスタンからの民間人の退避を進める。

ユナイテッド航空から4機、アメリカン航空、アトラス航空、デルタ航空、オムニエアから各3機、ハワイアン航空から2機の計18機で、アフガニスタンに残るアメリカ国民や職員、特別移民ビザ申請者などを輸送する。これによる他の旅客便への大きな影響はないとしている。

これらの機体はアフガニスタンの首都カブールには乗り入れず、周辺の空軍基地などの安全な場所から運航する。これにより軍用機はカブール発着の輸送に集中できるようになるとしている。

CRAFは、湾岸戦争、イラク戦争の際に運用されている。