スターラックス航空、ワンワールド加盟も視野

スターラックス航空

スターラックス航空が、将来的にワンワールドへの加盟を見込んでいることがわかった。Executive Travelerが伝えた

台湾の大手2社がスターアライアンスとスカイチームに加盟していることから、残るワンワールドのみが選択肢となっている。ワンワールドの加盟航空会社は14社で、直近は3月にアラスカ航空が加盟した。アジアでは日本航空(JAL)を含む4社が加盟している。

KW Nieh最高コミュニケーション責任者は同紙に、「一定の成長を遂げた後には、必ずアライアンスに加盟して、お客様により便利なサービスを提供したいと考えています」と述べた。ワンワールドの広報責任者も同紙の取材に、「協議がまとまるまではどの航空会社についても具体的なコメントはできません」と回答している。

スターラックス航空は、エバー航空を傘下に持つ長栄集団の創業者の四男である張國煒氏が、2016年11月に設立計画を発表。2020年1月に運航を開始した。現在は台北/桃園を拠点に、ペナン、マカオ、バンコク、東京、大阪、クアラルンプール、ホーチミン、マニラにエアバスA321neoで就航している。エアバスA350-900型機の受領後、北米への路線を展開することを計画している。