HAC、世界初「ワンワールド」塗装のATR42-600型機 9月受領、11月就航開始

北海道エアシステム(HAC)は、11月に就航するATR42-600型機3号機(機体記号:JA13HC)のデザインを、「oneworld」の文字をあしらった「ワンワールド」塗装にする。ATR型機に「ワンワールド」塗装を施すのは世界で初めて。

HACは、同じJALグループの日本エアコミューター(JAC)とともに、2020年10月にワンワールドに系列航空会社としてアフィリエイト加盟した。これを受け、HACがワンワールドの加盟航空会社であることをアピールし、ワンワールドの路線が道内各地域に拡がり、世界と北海道全体が高速移動で結ばれ、利便性が向上することを望み、導入しているATR42-600型機のうち、3号機のデザインを「ワンワールド」塗装とする。

なお、HACのATR42-600型機1号機(同:JA11HC)は、デザイナー鈴木奈々瀬氏による、6つの就航地を雪の結晶でイメージし、北海道の特産品もあしらった特別塗装、2号機(同:JA12HC)は通常塗装としていて、今回の3号機「ワンワールド」塗装の就航により、HACが所有するATR42-600型機は、3機の機体ごとに異なるデザインになる。