アブダビ、一部の国からのワクチン未接種の旅行者を無検疫で受け入れ

アブダビ

アブダビ政府は、ワクチン接種済み、グリーンリスト国からのワクチン未接種の旅行者の検疫なしでの受け入れを、9月5日から開始した。

旅行5日前から、ワクチン接種証明書や予防接種適用除外書類を、「Federal Authority for Identity and Citizenship(ICA) Smart」アプリやウェブサイトから登録し、「Alhosn」アプリのリンクを含めたSMSによる確認メッセージを受け取る。「Alhosn」アプリでは、「アブダビ・グリーンパス」を有効化するために必要なユーザーの接種ステータスとPCR検査結果を表示できる。

到着時には空港入国管理事務所、ICA Smartアプリ、ウェブサイトを介して統一ID番号を受け取り、「Alhosn」アプリへの登録を完了できる。空港でのPCR検査の後に「アブダビ・グリーンパス」が有効化でき、すべての公共施設への入場ができる。12歳未満の子供や中等度・重度の障害を持つ人は、PCR検査が免除される。

出発48時間以内に行われたPCR検査の陰性証明書の提示に加え、グリーンリスト国からのワクチン接種済みの旅行者は入国6日目、すべての国からのワクチン接種済みの旅行者は入国4・8日目、グリーンリスト国からのワクチン未接種の旅行者は入国6・9日目に再検査が求められる。すべての国からのワクチン未接種の旅行者は10日間のホテルや家での隔離、入国9日目の再検査が求められる。世界保健機関(WHO)に承認されたワクチンのみが対象となる。