ラタム航空、降下最適化で燃料消費量削減 エアバスの省燃費機能採用

ラタム航空は、200機以上のエアバスA320型機にエアバスの省燃費機能「降下プロファイル最適化(DPO)」機能を採用する。

DPO機能は、機体が巡航高度から降下する際に、エンジンのアイドル推力のみで降下することを可能にするフライトオペレーション最適化ソリューション。燃料削減効果を高めるために降下開始時期を早めることなく、効率的な巡航高度での飛行時間を最大化し、最終着陸進入前にエンジンの推力を発生させて、密集した空気中で水平飛行を維持する非効率な「レベルオフ」段階での飛行時間を最小化できるという。

燃費効率を向上させることで、1機あたり年間100トン以上の燃料消費量、300トン以上の二酸化炭素排出量の削減が見込まれている。

2021年末から2022年初めにかけて、DPO機能のインストールに必要な機器の納入を開始する。