会津バス、高速バスで到着時刻予測サービス開始　まずは2路線

会津乗合自動車とみちのりホールディングスは、HERE Technologiesが提供する位置情報技術を活用した、高速バス利用者向けの到着時刻予測サービスを開始する。

道路混雑や天候などによって変動する高速バスの到着時刻を、リアルタイムで正確に予想する。外部との共有も可能で、送迎の待ち時間や遅れによる心配解消につながる。まずは、会津若松〜郡山〜いわき線と会津若松〜仙台線で9月25日から開始する。

これまでにも、高速バス向けにバスロケーションサービスと呼ばれる類似サービスが提供されてきたものの、路線バスに使われている技術を基にしており、到着時刻の予測にはリアルタイムの道路状況が反映されていなかった。このサービスは、システム開発をモンスターラボが行い、利用者の導線を意識したユーザーインターフェース、ユーザーエクスペリエンスを目指す。今後は車内の混雑状況の確認サービスの提供、ダークモードへの対応も予定している。