ANA、受託手荷物の適用ルールを変更 日本発エコノミー「Light」運賃では1個に
スカイトラックス、世界最高の航空会社にカタール航空選出 ANA3位、JAL5位
航空格付け会社のスカイトラックスは、「ワールド・エアライン・アワード2021」を発表した。
最優秀航空会社に贈られる「エアライン・オブ・ザ・イヤー」には、カタール航空が選ばれた。トップ10は、シンガポール航空、全日本空輸(ANA)、エミレーツ航空、日本航空(JAL)、キャセイパシフィック航空、エバー航空、カンタス航空、海南航空、エールフランス航空の順だった。
2019年の前回の発表と比べると、エミレーツ航空が5位から4位、JALが11位から5位、エールフランス航空が23位から10位にそれぞれ順位を上げた。一方で、キャセイパシフィック航空が4位から6位、エバー航空が6位から7位、海南航空が7位から9位にそれぞれ順位を下げた。
部門別では、ビジネスクラスとビジネスクラス座席、ビジネスクラスラウンジはカタール航空、最も清潔な航空会社と空港サービスはANA、レジャー航空会社はエア・トランザット、LCCはエアアジア、リージョナル航空会社はバンコク・エアウェイズ、機内エンタメはエミレーツ航空、客室乗務員とファーストクラス、ファーストクラス座席はシンガポール航空、長距離LCCはスクート、エコノミークラスとエコノミークラス座席はJAL、最も改善した航空会社にはサウジアラビア航空、航空アライアンスにはワンワールドをそれぞれ世界トップに選んだ。
日本の航空会社は、ANAが客室の清潔さや空港サービス、アジアの航空スタッフ、アジアのラウンジの4部門、JALがエコノミークラスやエコノミークラスの座席、アジアのエコノミークラスの3部門、ピーチが日本のベストLCCの各部門でトップとなった。
「ワールド・エアライン・アワード」は毎年発表されているものの、2020年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、発表を見合わせていた。