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三井住友カード、カードレスカードの提供開始 「ANAカード」への導入も検討
三井住友カードは、Visaブランドのクレジットカードとして国内で初めて、プラスチックカードを発行しないモバイル端末専用のカードレスカード「三井住友カード(CL)」の提供を10月4日から開始した。
申込後、最短5分でカード番号を発行でき、インターネット上での決済のほか、Apple Payなどでのモバイル決済サービスで利用ができる。VisaとMastercardの2つのブランドに対応し、家族カードの発行も可能。年会費は家族カードも含めて永年無料。200円の利用につきVポイントを0.5%還元する。セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソン、マクドナルドの利用で最大5%、選択加盟店は0.5%を追加還元する。
三井住友カードでは、今年2月にカード券面からカード情報の記載をなくしたナンバーレスカード「三井住友カード(NL)」の発行を開始しており、インターネット上での決済時には、Vpassアプリからカード情報を確認できるようにしていた。7月には、ゴールドカード「三井住友カードゴールド(NL)の発行を開始し、年間100万円で年会費を無料とするなどの特典により、従来のカードと比べて約10倍の申し込みがあった。これまでのナンバーレスカードの発行枚数は約68万枚以上となる。
また、LINE Payでも、「Visa LINE Pay クレジットカード(CL)」の提供を開始している。「ANAカード」でも導入を検討している。