JR3社、新幹線と一部特急列車で指定席特急料金を改定 「最繁忙期」設定

JR北海道とJR東日本、JR西日本は、新幹線と一部の特急列車で指定席特急料金を改定する。

現在の指定席特急料金は通常期と繁忙期、閑散期の3段階で、通常期と比べて繁忙期は200円増、閑散期は200円引きであるものの、2022年4月1日乗車分から、年末年始やゴールデンウィーク、お盆に新たに「最繁忙期」を設定し、通常期の400円増とする。

2022年度には、最繁忙期を30日、繁忙期を41日、通常期を188日、閑散期を106日に設定する。2021年度と比べ、繁忙期は43日減、通常期は11日減、閑散期は24日増となる。

対象となるのは、北海道・東北・山形・秋田・上越・北陸新幹線、つがる・いなほ・しらゆき・草津・成田エクスプレス・わかしお・しおさい・さざなみ号などの一部の特急列車、新たな着席サービスを提供している特急列車は変更ない。

また、リゾートしらかみ・はまゆり号などの一部の快速列車では、現在と同様の通常期と閑散期のみの設定となるものの、適用日の見直しにより閑散期が拡大する。