東横イン、東横INN津田沼駅北口を閉店
「ザ ロイヤルパーク キャンバス 札幌大通公園」、10月1日に開業 高層ハイブリッド木造ホテル、道産木材を使用
ロイヤルパークホテルズアンドリゾーツと三菱地所は、「ザ ロイヤルパーク キャンバス 札幌大通公園」を10月1日に開業した。
「北海道を体感する」をコンセプトとした、北海道産のトドマツ・カラマツ・タモを活用した国内初の高層ハイブリット木造ホテルで、1階から7階が各種木質化を施した鉄筋コンクリート造、8階が鉄筋コンクリート・木造のハイブリッド造、9階から11階が純木造となっている。構造材に使用する木材量は国内最大規模となる。
建物は地上11階、地下1階建てで、客室数は134室。客室は、3階から8階をギャラリーフロア、9階から11階をキャビンフロアとした。ギャラリーフロアはワンフロア15室に異なる北海道のアート写真を飾っている。3階から6階は北海道産トドマツを使った木の天井に仕上げている。キャビンフロアは木造の柱梁のない箱状空間を活かした、木に囲まれた山のキャビンで過ごしているかのような客室としている。
CANVAS LOUNGE「KOKAGE」には、北海道産の木材を旭川で加工した家具を配置し、大通公園を眺めながら食事を楽しめるほか、コワーキングスペースとしても利用できる。バーも併設し、オリジナルカクテルも用意する。「北海道を体感する」イベントの開催も予定している。気に入った家具や植栽は購入することもできる。北海道に所縁のある書籍や、市内の小学校から寄贈された本など約270冊を擁するライブラリーも設けた。
レストラン「HOKKAIDO CUISINE KAMUY」では、北海道産食材をふんだんに取り入れた和食・洋食・ヴィーガンの3種類に加えて、軽めのブッフェスタイルを用意する。10月には、真鱈と白子のスノードーム仕立てや北海三宝松前漬けが楽しめる和食、自家製ベーコンや北海道産玉ねぎのオニオングラタンスープが並ぶ洋食、道内の農園から取り寄せた野菜を使った彩り豊かな野菜寿司がメインのヴィーガン向けメニューなどを提供する。ランチやティータイム、夕食は宿泊者以外も利用できる。
CANVAS ROOFTOP「Outdoor Living SAPPORO」では、焚き火を囲んだり、グランピングテントなどの体験を楽しめる。10月には「ルーフトップシネマ」と、燻製料理を学べる燻製料理講習会を開催する。
アクセスは、地下鉄大通駅すぐ、JR札幌駅より徒歩約15分、新千歳空港連絡バスの大通公園バス停より徒歩約5分。