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シンガポール政府は、ブルネイとドイツでのワクチントラベルレーン(VTL)が成功したことを受け、さらに9か国を拡大する。
ブルネイとドイツとの間では、9月8日からワクチントラベルレーンを開始。指定の直行便でシンガポールに入国するワクチン接種完了者は、到着時の検査のみで入国が可能で、入国後の隔離措置は免除される。出発14日以内に対象国以外を訪れていた場合は対象外となる。
ブルネイから179名、ドイツから4,497名の旅行者に対し、11月12日までのワクチン接種済みトラベルパス(VTP)を発行した。10月8日現在で1,926名が入国しており、このうち新型コロナウイルスの陽性者は2名で、到着時のPCR検査で判明した。入国3日目と7日目の検査で、陽性となった人はいなかった。
このため、10月19日からカナダ、デンマーク、フランス、イタリア、オランダ、スペイン、イギリス、アメリカの8か国、11月15日から韓国からのワクチン接種完了者も、ワクチントラベルレーンの対象とする。
また、10月19日以降、出発48時間前とシンガポール到着時のPCR検査のみとし、入国3日目と7日目の検査は撤廃される。シンガポール保健省は、出発と到着時の検査のみで、新型コロナウイルスの流入を抑えるために十分と判断した。