JAL、「JAL DRONEプロジェクト」と「JAL AIRTAXIプロジェクト」を開始 ウェブサイトも開設

日本航空(JAL)は、「JAL DRONEプロジェクト」と「JAL AIRTAXIプロジェクト」を開始し、ウェブサイトを10月8日にオープンした。

JALでは、2023年度にドローン、2025年度に空飛ぶクルマの事業化を目指しており、これらのエアモビリティ事業を「JAL DRONEプロジェクト」、「JAL AIRTAXIプロジェクト」として、取り組みを加速する。ロゴは、ドローンや空飛ぶクルマを連想させる”輪”と幸せを呼ぶ四つ葉のクローバーをモチーフとしており、実証実験機などで使用する。

「JAL DRONEプロジェクト」は、奄美地方をはじめとした離島や中山間地で開始する。医療や買い物へのアクセスが難しい地域での物流問題の解決や、災害時の緊急物資などの輸送に向けて地域と連携する。使用するドローンは、地域特性や輸送品の形状、大きさに合わせて選定することから、メーカーとの連携も強化して事業化を目指す。

「JAL AIRTAXIプロジェクト」では、2025年の大阪・関西万博での有人飛行を目指す。その後は飛行エリアを徐々に拡充させ、空港を起点とした移動手段や観光利用のほか、救急医師搬送や災害時の対応なども想定した幅広い空飛ぶクルマの利活用を提案するとしている。

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