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ANA、羽田のスイートラウンジにウェブ会議用個室 3か月でニーズ調査
全日本空輸(ANA)は、羽田空港のラウンジ内に防音個室ブース「テレキューブ」を設置する。まずは10月11日から約3か月の試験導入で利用者のニーズなどを調査し、本格導入を検討する。
幅・奥行き120センチ、高さ231.5センチの1人用の防音個室内に、デスクやソファ、電源を備えた。外部の音を気にならない程度に遮断する防音設計で、電話やウェブ会議での利用を想定。室内には換気ファンを設け、衛生面にも配慮している。空港ラウンジで仕事をする人が増える中、ウェブ会議専用のスペースがほしいという利用者の声を受け、1月頃から導入の検討を始めたという。
まずは10月11日から羽田空港第2ターミナル本館南側の「ANA SUITE LOUNGE」の受付エリア付近に3台を設置し、ニーズ調査やオペレーション上の課題を洗い出す。トライアル期間は約3か月で、「本格導入はトライアルの結果を踏まえて検討する」(ANA担当者)。他のラウンジや空港での展開も視野に入れる。
利用できるのは「ANA SUITE LOUNGE」の利用対象者のみ。ラウンジ受付で利用時間を申告し、鍵を受け取る。利用可能時間はラウンジ営業時間と同様(午前5時15分からANA運航便最終出発まで。初日のみ午前9時から)で、最大1時間まで。利用後は都度、係員が清掃する。