ボロコプター、2023年にも日本で公開試験飛行へ JALが100機導入も

ボロコプター(Volocopter)は、日本航空(JAL)から電動垂直離着陸機(eVTOL)100機の予約を受けたと発表した。

2025年の大阪・関西万博での飛行を目指しており、2023年にも日本での公開試験飛行を目指している。大阪は複数の空港や港、都市があることから、テストを行うには理想的な場所であるとしている。JALが導入を目指すのは、「VoloDrone」と「VoloCity」の2機種。

ボロコプターはこの他に、3年以内にシンガポールでエアタクシーサービスを提供するほか、5年以内に中国の吉利(Geely)に150機を納入することを目指している。日本では、2030年までにeVTOLのエアタクシーと運搬用ドローンの商業化を達成する目標を掲げている。

JALのコーポレート・ベンチャーキャピタルファンド(CVC)「Japan Airlines Innovation Fund」は、ボロコプターに出資している。