山手線、23日と24日は大幅運休・本数減 渋谷・新宿・池袋等への移動に注意

JR東日本は10月23日初電から24日終電まで、山手線の池袋〜渋谷〜大崎駅間の内回り全列車を運休する。渋谷駅の工事に伴うもので、線路切換工事による山手線の運転見合わせとしては1987年の同社発足後最長。

山手線ではこのほか、大崎~東京~池袋駅間の内回りが大幅に本数を減らし、日中約10分間隔で運転する。また、大崎〜渋谷〜池袋駅間の外回りも本数減を減らし、日中約4〜7分間隔となる。これに伴い、両日中は他社線への振替輸送を実施。埼京線・りんかい線を増発するほか、山手貨物線の線路を使用した品川~新宿駅間の臨時列車を毎時1〜2往復運転する。京浜東北線は快速運転を中止する。なお、天候等の影響で予定通り工事を実施できない場合は、11月19日〜22日に延期される。

渋谷駅では2015年から駅の改良が進められており、今回の工事は山手線内回り線路を東側(埼京線ホーム寄り)に横移動させ、内回り電車が使用する2番線ホームを拡幅するもの。今後は外回り線路でも同様のホーム拡幅工事が予定されている。