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2021年ボジョレー・ヌーヴォー、日本到着 初荷は4年ぶりANA便
11月18日に解禁されるフランス産のワイン「ボジョレー・ヌーヴォー」の初荷が10月23日朝、全日本空輸(ANA)のフランクフルト発NH204便(ボーイング787-9型機、機体記号:JA928A)に載って羽田空港に到着した。
ボジョレー・ヌーヴォーは、フランスのボジョレー地区で収穫された当年産のブドウで醸造された新酒ワインで、毎年11月の第3木曜日に解禁される。欧州外に出荷できる日も決められているが、今年は新型コロナウイルスの影響で例年よりも約1週間早い10月22日の出荷開始となった。
初荷はサントリーワインインターナショナルが扱う仏ジョルジュ・デュブッフのもので、3,192本(1,989リットル)がNH204便で現地時刻10月22日午後1時32分にフランクフルトを出発。日本時間23日午前7時25分に羽田空港に到着した。ANAが日本向けボジョレー・ヌーヴォーの初荷を扱うのは2017年以来。日本向けには今後、他社便を含む全61便で羽田空港に加え、成田空港、関西空港、福岡空港、新千歳空港の5空港に計833,157本(491,049リットル)が届く予定。
サントリーワインインターナショナルによると、2021年のボジョレー地区は4月の霜害以降は天候に恵まれ、9月13日に原料ブドウの収穫を開始。糖分と酸味のバランスが取れた果実が収穫できたという。できあがったボジョレー・ヌーヴォーの色や味わいについては、「色は宝石のように光り輝くルビー色。イチゴやチェリーなどの赤い果実の香りがふわっと感じられ、絹のように優しいタンニンとともに、採れたて果実の果汁が口いっぱいに広がる」と表現している。