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京成スカイライナー、1年半ぶり全便運転 国内観光需要の復活見込む
京成電鉄は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で減便していた「スカイライナー」について、10月30日から全列車の運転を再開した。
航空会社の冬ダイヤにおける復便・増便計画や、行動制限の緩和が検討されている状況などを踏まえたもので、運転本数は1日あたり上下合計82本、終日20分間隔運転となる。「スカイライナー」は成田空港利用者の激減による需要減で2020年5月1日から一部列車を運休しており、日中時間帯の運転本数は約半分となっていた。全列車の運転再開は1年半ぶり。なお、一部列車における青砥駅の臨時停車、平日朝に印旛日本医大〜京成上野駅間で運転している「臨時ライナー」は当面継続する。
成田空港を発着する国際線は依然として大幅な減便が続いているが、感染者数が減少傾向にあることを受けた「Go To トラベル」などの観光需要喚起策の再開を見込み、主に国内線利用者に向けて20分間隔運転という利便性の高さを訴求したい考えだ。