JR東海、「EX-MaaS」実現に向けポータルサイト開設 ホテルや二次交通を一覧で紹介

JR東海は11月1日、「EXサービス」利用者向けに二次交通や宿泊施設などを一元的に紹介する「EX旅のコンテンツポータル」を開設した。

宿泊施設や観光プラン、在来線やカーシェアなどの二次交通に加え、ワークスペース「EXPRESS WORK」などビジネス向けサービスを案内する。宿泊施設は東急ホテルズ、プリンスホテル&リゾーツ、都ホテルズ&リゾーツ、JR東海ホテルズ、JR西日本ホテルズと連携し、特別価格プランを提供。観光プランは神社仏閣と連携した特別企画や、三河湾の島々をめぐるプランを用意している。

また、タクシー配車サービスの「DiDi Taxi」「Go」「S.RIDE」、カーシェアの「dcar share」、「MKタクシー」などのサービスとも順次連携予定で、EX向けのクーポンも用意する。

EX予約サイトのトップページまたは予約完了画面からアクセス可能。2023年夏には「EX-MaaS(仮称)」として、宿泊施設や二次交通の予約・決済までシームレスにできるようにする計画だ。

ポータルサイトの開設に合わせて、「“推し”に会いに行く」ことをテーマにした旅を提案する「推し旅アップデート」キャンペーンを始めた。男性グループ「7ORDER」や「DISH//」の公演ツアーや、伊豆の銘酒を学びながら味わうプラン、豊橋市にある動物園のゾウのオーナー「象主」になれるプランを用意している。いずれも「EX旅のコンテンツポータル」から申込みができる。