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スプリング・ジャパン、春秋航空日本から社名変更 米澤社長「若々しくはつらつ、元気で明るい会社に」
スプリング・ジャパンは、11月1日付で春秋航空日本から社名を変更した。変更後の初便となった6日のIJ621便では、米澤章社長や社員らが横断幕で出発を見送った。
同社は2012年9月7日に春秋航空日本として設立し、2014年8月1日に運航開始。当初は“Safety(安全)”、“Sincerity(誠意)”、“Smile(笑顔)”の意味を込めた緑色の「3つのS」と「春秋航空日本」のロゴを使用していた。2019年4月からは「3つのS」はそのままに、新ブランドとして「SPRING」を用いている。
11月1日付で社名をスプリング・ジャパンに変更し、合わせてブランドを「SPRING JAPAN」に刷新した。機体デザインも順次変更予定で、先立って変更した5号機(機体記号:JA05GR)が10月2日から運航を始めている。
11月1日から5日までは運航便がなかったため、社名変更後の初便は6日の東京/成田〜広島線IJ621便。ゲートでは米澤社長や社員らが立ち、記念品を配りながら155名の利用客(幼児2名含む)にあいさつして社名変更を周知した。機材は新デザイン機のJA05GRがアサインされ、米澤社長もランプで横断幕を持って出発を見送った。
米澤社長は見送り後に取材に応じ、社名変更について「普段から『スプリングジャパン』が通り名になっていた。それと社名を同一にすることで、利用客にとってはよりわかりやすくなる」とブランド力向上につなげたい考えを示した。リブランディングについても、緑色のコーポレートカラーに触れ、「我々はLCCなので、若々しくはつらつとして、元気で明るい会社というイメージを持っていただければ」と話した。
スプリングジャパンは日本航空(JAL)が今年6月に出資比率を66.7%に引き上げ、連結子会社化。「中国特化型LCC」を目指し、コロナ禍後は日本からの直行便がない中国のホワイトスポットを中心に開拓する方針を示している。