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TISは、オンラインでの悪質な予約による被害削減を支援するサービス「Reservation Eye」を、2022年1月から国内のオンライン旅行予約サービスに提供する。
利用者が入力した情報を元に、約200個の要素の分解した上で、ノーショーのリスクをスコア化して提供するもので、金額や人数、期間、予約日から宿泊日までの日数、予約した時間帯などの要素をもとにしている。
2020年9月から12月に実施した実証では、「Reservation Eye」から提供されるスコアをもとに架電対策を実施した結果、そのうち39.6%が後にキャンセルしていたという。
TISが独自に算出した、2019年のノーショーの被害実績は推定で94億円にのぼるとしている。TISでは2020年4月から、ノーショーの被害軽減に向けたサービスの検討を始めていた。旅行業界のみならず、不正予約の被害に悩む事業者の負担軽減や課題解決を目指す。