マレーシア航空委員会、エアアジアXに航空券購入者への返金求める書簡 「債務者扱いは不適当」

エアアジアX

マレーシア航空委員会(MAVCOM)は、エアアジアXに対し、航空券購入者に対して払い戻しを行うように求める書簡を送付した。

エアアジアXは、航空券購入者を債権者として扱い、購入額の0.5%のみを払い戻すとしていた。マレーシア航空委員会では、航空券購入者はエアアジアXに対し、商品の販売やサービスの提供、融資を行ったのではないことから、債務者として扱うのは不適当であるとしている。

エアアジアXは、マレーシア航空委員会とのやり取りや公表された声明の中で、欠航などによりフライトを利用できなかった人に対して払い戻しを行うことを繰り返し表明している。マレーシア航空委員会では、払い戻しを行わない場合、法律に基づく権限を行使するとしている。