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セブパシフィック航空、エアバスA330neoの機内を公開 ブルーとイエローが特徴的、セブ名産マンゴーも
セブパシフィック航空は、新たに導入したエアバスA330-900neoを公開した。
客室デザインは、東京とシンガポールを拠点とする航空業界専門のデザイン会社、LIFT Aero Designが手掛けた。
客席はモノクラスで、「3-3-3」配列で459席配置した。座席はレカロ製で、スポーティーな外観が特徴。青みがかったグレーのレザーが落ち着いた雰囲気を醸し出し、カーボンファイバーの質感が触り心地を高め、優れた快適さを演出する。プレミアムシートは黄色、スタンダードシートは青色のステッチを施している。USB Type-AとType-Cのポートも設ける。
ドア上の天井照明パネルには、フレッシュで心地よいティールブルーの色合いを採用。客室前後の壁には、鮮やかなブルーオンブルーのマンゴー模様が描かれ、セブ名産のフルーツに敬意を表している。化粧室の内壁にも、黄色い2種類のトーンで同じマンゴー模様を描いた。
LIFT Aero Designのダニエル・バロン代表は、「このプロジェクトの最大の目的は、セブパシフィック航空のブランドDNAをキャビンに吹き込むことでした。私たちは、若くてダイナミックな会社を反映する環境に、セブパシフィック航空独特の黄色と青の色調を置き換えて表現することに集中しました」とコメントした。
セブパシフィック航空のカンディス・イオグ マーケティング兼カスタマーエクスペリエンス担当副社長は、「LIFT Aero Designとともに、お客様の快適さとこれまでの経験を念頭に置いてデザインされたセブパシフィック航空の新しいキャビンインテリアには、私たちがセブの会社であるとともに、その飛行先であるフィリピンの島々を代表するという私たちの誇りが反映されています。LIFTは、プログラムの立ち上げから最初の機材納入にいたるまで、本当に優れたサポートを提供し、当社のブランドイメージをキャビンに取り入れることにおいて、素晴らしい仕事をしてくれました」と称賛した。
12月にも就航を開始する予定で、最初の長距離便はマニラ〜ドバイ線となる見通し。順次新機材の導入を進め、2027年までに全機材を「neo」に更新することを計画している。