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大阪メトロ、新型車両400系と新造車両30000A系を中央線へ導入 12年ぶり新型車両
大阪メトロは、中央線に新型車両400系と新造車両30000A系を導入する。
400系は、大阪・関西万博を契機に開発を進めた12年ぶりの新型車両で、最新の車両技術が取り入れられている。車両の低床化、優先座席の明確化などのバリアフリー化だけでなく、車内防犯カメラの設置、ディスプレイによる4か国語での運行案内、車内Wi-Fiなどを取り入れるとともに、車両状態の常時モニタリング、自動運転実証実験等の新たな技術開発にも取り組む。現在、中央線を運行している20系車両の更新車両と他路線へ転用する24系車両の置き替え車両として導入する。
30000A系は、2011年に御堂筋線で運行を開始した30000系車両を中央線用車両として改良した。万博開催期間中の輸送力増強を行うため導入し、万博後は谷町線に転用する。400系同様、バリアフリー化、4か国語に対応したディスプレイ、車内Wi-Fiの設置などが行われる。また、一部の乗降口横のスペースを拡大してベビーカーや大きな荷物を持った乗客でも利用しやすくするなど、大阪・関西万博を見据えた車両に仕上げた。
30000A系は2022年7月、400系は2023年4月の運行開始を予定する。