関西国際空港に2軒目のPCR検査施設オープン 検査体制充実へ

関空PCR

関西エアポートは、関西国際空港第1ターミナル4階南に「PCR検査クリニック」を12月13日にオープンした。医療機関は医療法人友広会、運営者は川崎重工業。

国際線出発客を対象に、PCR検査のほか2種類の検査メニューを用意している。検査内容と価格は、リアルタイムRT-PCR検査が22,000円、抗原定量検査と血清IgM抗体検査が11,000円(いずれも税込)。検査時間は正午から午後9時まで(最終受付は午後8時半)。

予約はTeCOT(海外渡航者新型コロナウイルス検査センター)、クリニックウェブサイトもしくは電話で可能。なお、現在、在日中国大使館・総領事館指定の検査機関登録に向けた準備中で、中国入国時の証明書としては利用できない。

関西国際空港内で新型コロナウイルスのPCR検査を行う施設は2軒目で、検査体制が強化されることで、関西国際空港からの安全安心な空の旅の提供・旅客需要の回復に寄与するとしている。