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小田急ロマンスカーVSE、箱根湯本駅でランナーと”共演”へ 定期運行3月終了、箱根駅伝に別れ告げる
小田急電鉄は、1月3日の箱根駅伝(復路)のランナーの通過予定時刻に箱根湯本駅に停車する列車を、3月11日に定期運行を終了する特急ロマンスカー・VSE(50000形)で運行する。
新宿駅を1月3日午前7時20分に出発し、箱根登山線の箱根湯本駅に午前8時50分に到着するはこね51号と、折返しの箱根湯本駅を午前9時10分に出発し、新宿駅に午前10時48分に到着するはこね6号を、3月11日で定期運行を終了することが決まっている特急ロマンスカー・VSE(50000形)で運行する。例年の箱根駅伝ランナーの箱根湯本駅付近通過時刻は午前8時50分頃から。
VSE(Vault Super Express)は7代目ロマンスカーとして2005年3月にデビュー。同年度のグッドデザイン賞や、2006年の「鉄道友の会ブルーリボン賞」を受賞している。車両の経年劣化や主要機器の更新が困難になる見込みであることから、3月12日のダイヤ変更に合わせて定期運行を終了する。約17年にわたり2編成で延べ600万キロ超を走行し、約2,000万人が利用した。定期運行終了後は2023年秋頃まで臨時のイベント列車での運行を行うとしている。
2018年には、同年に定期運行を終了するLSE(7000形)が、翌2019年には、前年3月から運行を開始したGSE(70000形)がテレビ中継に映り込むなど話題になった。