豪クイーンズランド州、外国人渡航者の受け入れ再開 日本人も

クイーンズランド州政府観光局

オーストラリアのクイーンズランド州は、外国人渡航者の受け入れを1月22日から再開する。

安全渡航ゾーンに指定している、日本、韓国、ニュージーランド、シンガポールからの渡航者は、ワクチンを2回接種済みであれば隔離なしで入国できる。ワクチンを未接種の場合、到着後に14日間の隔離が必要となる。また、他の州の入境条件と同様に、到着後24時間以内に、新型コロナウイルス検査を受ける必要がある。州では現在も、屋内でのマスクの着用やワクチン接種照明の提示などの措置を行っている。

クイーンズランド州政府観光局のリアン・コディントン最高経営責任者(CEO)は、「クイーンズランド州の観光およびイベント産業では、日本のみなさんに再びお越しいただける日を心待ちにしております。これまでの2年間は、 世界中の人々にとって非常につらい時期でした。ですので、日本のみなさんに再びクイーンズランド州にお越しいただいて、クイーンズランドのおもてなし、風光明媚な観光名所、世界的にも有名なイベントの数々、自然、野生動物や文化を体験いただける日を心より待ち望んでいます。特にワーキングホリデーや学生のビザで世界中からクイーンズランド州にお越しになる方々には、州の観光およびイベント産業で仕事をしたり、世界でも稀にみる環境の中で学んでいただくことが出来ます。海外渡航の規制が徐々に緩和されている中で、世界でも有数の観光地であるクイーンズランドで再び旅行者を迎えられるということは、まさに一歩前進と言えます」とコメントした。

クイーンズランド州は、オーストラリア北東部に位置。ケアンズやブリスベン、ゴールドコースト、グレートバリアリーフなどの人気観光地を有する。2019年には270万人以上の外国人観光客が訪れた。