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ハワイアン航空、夏以降に本格的な国際線再開を見込む
ハワイアン・ホールディングスは、2021年12月期の決算を発表した。
売上高は16億米ドル、営業費用は17億米ドル、EBITDAは6,340万米ドルの黒字、調整後EBITDAは238.7万米ドルの赤字だった。純損益は1億4,477万米ドルの赤字だった。
今期には、ホノルルとオースティン、オーランド、オンタリオを結ぶ路線とマウイとロングビーチを結ぶ路線の4路線を開設し、アメリカ本土からの需要を取り込んだ。アメリカ政府による給与支援プログラム(PSP)によって16億米ドルの資金を調達し、借入金約4億4,090万米ドルを返済した。
2019年と比較した供給量は、国際線が17%と大幅に減少した一方、国内線で109%と拡大。合わせると19%減少した。国内線での競争激化により収益率が低下したものの、貨物やクレジットカードによる収益に支えられた。
2022年は、第2四半期にも国際線の運航を拡大し、夏以降に本格的な運航再開を見込む。主力の日本路線にも依存しているものの、国境の再開は不透明であるとしている。2022年を予定していたボーイング787型機2機の受領は、2023年前半にまで遅れる見通し。