フィンエアー、客室乗務員がストライキの可能性　スキー休暇に影響も

2022年2月9日

フィンエアーは、客室乗務員の労働組合であるACPが、2月22日から3月8日までストライキを実施する可能性があると発表した。

フィンエアーとACPは、2021年12月から労働協約の改定に向けた団体交渉を進めてきたものの合意に至らず、1月31日に失効した。フィンランドのスキー休暇に影響が懸念されている。現段階で、フライトへの影響はわかっていない。

フィンエアーは、新型コロナウイルスの感染拡大によって10億ユーロの損失を計上しており、今後数年間、財務への影響が懸念されているとしている。運航規模は新型コロナウイルス感染拡大前の約半分と回復途上で、財務状況と従業員のニーズの両方を考慮し、コストに中立なバランスの取れたモデルを提案したとしている。