1月の宿泊業倒産は4件、負債総額12億6,400万円　東京商工リサーチ調査

東京商工リサーチによると、1月の宿泊業の倒産は4件で、負債総額は12億6,400万円だった。

負債額1,000万円以上の企業倒産が対象で、前年同月の倒産件数は9件、負債総額は41億円だった。件数、負債総額ともに減少した。

倒産件数は5か月連続で前年同月を下回っており、2003年以降で最少となった。雇用調整助成金などの各種補助金が下支えとなり、低水準だった。負債総額10億円以上の大型倒産はゼロだった。

4件の倒産のうち3件が、有名温泉地の老舗施設で、長引くコロナの影響での客足低迷や過去からの債務の整理のための倒産となっている。