アライアンス・エア、ATR42-600型機2機をリース導入

インドのアライアンス・エアは、ATR42-600型機2機を、トゥルーノールドからリースで導入する。

標高が高く高温かつ滑走路が短いため運航が難しい、ヒマラヤ山脈のシムラーとクルへ就航するもので、2022年半ばにも受領を開始する。アライアンス・エアはすでに、ATR72-600型機を18機運航しており、小型のATR42-600型機で補完する。引き続き、グローバルメンテナンスプログラムの「ATR GMA」も引き続き活用し、運航とメンテナンスの最適化を図る。

アライアンス・エアのVineet Sood最高経営責任者(CEO)は、「私たちとATRの関係は20年前に始まりました。それ以来、私たちはインドの地域社会に真に役立つネットワークを構築し、快適で信頼性が高く、手頃な価格の航空サービスを提供しています。ATR42-600型機のユニークな特徴のおかげで、アライアンス・エアは、最もアクセスしにくい地域へアクセスしやすくするというインド政府から与えられた使命を誇りをもって果たすことができるだろう」と述べた。

アライアンス・エアは、AIアセット・ホールディングスを通じてインド政府が全額を出資している。インド政府の「地域接続計画(RCS)」を推進し、インド国内50以上の空港へ、1日125便以上を運航している。