シンガポール航空、エアバスA350Fを正式発注 7機を導入

シンガポール航空は、エアバスA350Fを7機正式に発注した。2021年12月に取引意向書を、エアバスと交わしていた。

シンガポールエアショーで、シンガポール航空のゴー・チュン・ポン最高経営責任者(CEO)と、エアバスのクリスチャン・シェラ最高商務責任者(CCO)との間で、契約に署名した。

納入は2025年第4四半期以降となり、現在運航するボーイング747-400Fを置き換える。最大積載量は109トンと輸送能力ほぼ同等であるものの、燃料消費量は最大40%削減できるほか、航続距離が長いことからより経済的な運用が可能になるとしている。

ゴー・チュン・ポンCEOは、「今回の発注は、SIAグループにとって貨物市場が重要であることを明確に示しています。エアバスA350Fの導入は、この重要な分野における当社の能力を強化し、今後数年間に生じる成長機会への備えを確実にするものです。これらの新世代航空機は、運航効率を大幅に高め、燃料消費量を削減し、当社の長期的な脱炭素化目標の成功に重要な貢献をします」と述べた。

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