ANAHDとJoby Aviation、パートナーシップを締結　空飛ぶクルマの運航事業を共同検討

ANAホールディングスとJoby Aviationは、「eVTOL（電動垂直離着陸機）」を活用した、日本における新たな運航事業を共同検討する。

eVTOLは、電動モーターで複数の回転翼を回転させ、垂直離着陸できる小型航空機。Joby Aviationが開発を進めているのは、最大航行距離が約240キロメートル、最大時速が約320キロの5人乗り仕様の機体。

今回のパートナーシップに基づき、ANAホールディングスとJoby Aviationは、国内大都市圏を中心とした移動サービスの実現に向けての事業性調査、旅客輸送サービス実現に向けた運航・パイロット訓練、航空交通管理、離着陸ポートなどの地上インフラ整備、関係各社や国・自治体と新たな制度・法規への対応など、さまざまな側面から共同で検討する。また、地上交通との連携の分野では、トヨタ自動車も参加する。