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関西国際空港国際線の「ANAラウンジ」、プライオリティ・パスの取り扱い終了
日本航空(JAL)は、南紀白浜エアポートと日立製作所が2021年8月から実施している、保安検査を支援する人工知能(AI)技術の実用化に向けた実証実験に参画する。
既存のX線検査装置の操作はそのままに、AIが視覚的なサポートを実施することで、検査員の負荷を軽減する。AIはX線画像を分析し、検知した物品名を表示して注意を促す。物品が重なっていても見分けることができる。
これまでの技術実証に加えで学習した危険物情報に加え、JALが提供するノウハウを踏まえたソフトウェアのチューニングやAIの追加学習を行う。これにより、自動検知状況や保安検査員の評価を確認する。危険物に関する最新情報や他空港での知見をいち早くAIに学習させることにより、精度向上を期待する。
実証実験期間は2023年3月末までを予定している。