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石垣産の牛肉使った「空弁」のコンテスト開催、空港での販売視野
石垣市農林水産商工部は、石垣産牛肉を使った空弁のコンテスト「第1回地域食材ブランディングプロジェクト」の最終審査を、3月5日に行った。
1月7日から2月7日にかけて市内の事業者から募集し、24点の応募の中から、2月9日に行った1次審査を通過した空弁を用意した。最終審査に進んだのは、「南の島弁当」(高那、1,998円)、「石垣屋リブロース重」(焼肉石垣屋、2,500円)、「石垣牛プレミアムローストビーフサンド」(ホーヨー企画、1,000円)、「おかえり南ぬ島弁当」(やえやまファーム、2,000円)、「〜ぎゅーと詰まった〜石垣島黄金二段重」(きたくら商店、2,480円)、「まるまーさん弁当」(タッカンマリ食堂、1,500円)の6点。八重山食肉センターで処理され、流通する牛肉を必ず使用し、全品目の5割以上と調味料1種類以上を八重山産とする条件も設けられた。
最終審査員は、片平梨絵さん(牛肉研究家)、鳥海高太朗さん(航空・旅行アナリスト)、石垣悠さん(ANA沖縄空港)、下地有紀さん(ANA FESTA 石垣店店長)、ビデオマンさん(石垣島YouTuber)、Maki Uedaさん(嗅覚芸術家)、伊良皆誠さん(ゴーヤーカンパニー代表)、書浪人善隆さん(書アート作家)、ミス八重山の9人の最終審査員が、見た目や味、香りなど様々な視点から審査した。まずはファーストインプレッション投票を行い、実食を経て最終投票を行った。それぞれ金賞、銀賞、銅賞などを選定し、全弁当を対象に石垣空港の「ANA FESTA」での販売に向けて、ビジネスマッチングを行う。
審査委員からは特に、見た目や機内での食べやすさ、食肉の調理や加工方法、衛生管理の観点などを考慮したという声が聞かれたものの、「どれも美味しい」というコメントが相次ぎ、最終獲得票数はどれも接戦だった。全日本空輸(ANA)とANA FESTAが特別協賛し、金賞は副賞として石垣〜沖縄/那覇線のペア航空券をプレゼントする。
結果は3月17日に、石垣市の公式YouTubeで発表する。翌18日には、新市役所1階の市民広場で、市民に対してお披露目販売会を開催し、購入者を対象にその場で「お肉クーポン」が当たる抽選会もおこなう。