韓国、ワクチン接種者の隔離免除へ

仁川国際空港

韓国保健福祉部は、ワクチン接種完了者の隔離を免除する計画案を示した。

3月21日から韓国国内で接種履歴を登録した人、4月1日から全ての人を対象とする。対象となるワクチンは、世界保健機関(WHO)が緊急承認したワクチンを2回接種して180日以内、もしくは3回の接種を済ませた人。ヤンセン(ジョンソン&ジョンソン)製ワクチンは1回の接種で2回の接種とされる。

入国時の接種歴の確認は、3月21日から仁川国際空港に到着する全路線に拡大して運営する事前入力システムを通じて行う。接種歴が韓国国内で未登録の人は、事前入力システムを通じて接種履歴を入力し、証明書を添付することで隔離免除が適用される。危険度の高い国からの入国者は除外される。また、入国後の防疫交通網の利用も4月1日から中断し、全ての入国者が公共交通機関を利用できるようにする。

3月10日からは、全入国者に対して、入国前と入国後1日目、6〜7日目の3回実施する検査のうち、6〜7日目の検査は迅速抗原検査でも可能としている。