宮城・福島で震度6強 首都圏・東北の交通網に影響か

3月16日午後11時36分頃、宮城県と福島県で最大震度6強を観測する地震があった。

震度6強を観測したのは、宮城県の登米市と蔵王町、福島県の相馬市、南相馬市、国見町。東北地方の広い範囲で震度6弱や震度5強の揺れを、関東地方や新潟県などでも、震度5弱や震度4の揺れを観測した。

JR東日本によれば、この地震の影響で、17日午前0時30分現在、東北、山形、秋田、上越、北陸の各新幹線で運転を見合わせている。SNS上には、列車や施設に損傷がある旨の投稿が複数ある。また、JR東日本の東北・関東エリアの在来線や、私鉄・地下鉄の広い範囲で、一時運転を見合わせた。被害状況の全容はわかっていない。

NEXCO東日本によれば、17日午前0時20分現在、東北自動車道の白河インターチェンジ(IC)〜花巻南IC間など、東北地方を中心とした広い範囲で通行止めが生じている。

また、各電力会社によれば、東北地方や関東地方では広い範囲で停電が発生した。