徳島バスの一部区間、JR乗車券での乗車可能に 国交省が共同経営認可

国土交通省・観光庁

国土交通省は、JR四国と徳島バスから3月3日付で申請があった、「徳島県南部における共同経営計画」に基づく共同経営を、独占禁止法特例法に基づいて認可した。鉄道とバス事業者が連携して共同経営を行う取り組みは、全国で初めて。

4月1日から、徳島バスの室戸・生見・阿南大阪線の一般道区間の一部に、JR乗車券類での乗車を可能とする。これにより、鉄道とバスの双方を共通運賃、通し運賃で利用できるようにする。

これにより、これらの地域を南北に結ぶ交通サービスの実質的な運行本数の増加や待ち時間の短縮などの利便性向上が図られるほか、利便性向上に伴う利用者の増加などによる経営力の強化が期待されるとしている。