ニュージーランド政府、国境再開 5月1日からは日本国籍者も

ニュージーランド政府

ニュージーランド政府は、入国制限を順次撤廃し、国境を再開する。

4月12日午後11時59分から、オーストラリア国民と永住権所持者は観光客を含め、渡航することができるようになる。5月1日午後11時59分からは、日本を含めた査証免除国籍者と、非免除国籍者で有効なビジタービザ保有者の渡航も可能となる。ワクチン接種を完了しており、出発前と到着後1日目、5〜6日目の迅速抗原検査も求められる。

ニュージーランド国内の新型コロナウイルスワクチンの接種率が高く、オミクロン株の蔓延のピークが過ぎることや予測されていることから、国境再開の前倒しを決めた。ニュージーランドに到着する渡航者のうち40%がオーストラリアからであることから、まずオーストラリアから緩和する。

二ュージーランド政府観光局のレネ・ド・モンチー最高責任者は、「海外からの訪問者、家族、友人をお迎えすることを楽しみにしています。ニュージーランドには、息をのむような美しい風景、希少な野生動物、豊かな文化や遺産など、海外からの訪問者に提供できるものがたくさんあります。この約2年間、私たちは、再び私たちの”家族”である日本の皆さまをお迎えするために、たゆまず準備を続けてきました。ニュージーランドでの新しい体験を楽しみに、ぜひお越しください」と述べた。

ニュージーランド航空はこれまで、東京/成田〜オークランド線を週3〜5便運航し、このうち週1便を旅客便として運航してきた。入国制限の撤廃に伴い、増便を予定している。