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JAL、欧州路線は”世界一周ルート”に 日本発は北回り、欧州発は南回り
日本航空(JAL)は4月19日から、欧州線の飛行ルートを変更する。日本発は太平洋からアラスカ、北極上空を飛行する「北回り」、欧州発はロシアの南を飛行する「南回り」のルートを飛行する。
搭載できる貨物量が制限されていることから、貨物需要に応える運航体制を整えることや、「南回り」での安全性や経済性が確認されたことから、欧州発は「南回り」とすることとした。
4月19日から5月7日までの間、東京/羽田〜ロンドン線を1日1〜2往復、東京/羽田〜ヘルシンキ線を1日1往復を運航する。また、東京/成田〜パリ線は東京/羽田〜パリ線に変更し、貨物便として週2往復を運航するものの、5月4日のJL45便のみ旅客便として運航する。シアトル経由での運航は終了する。
所要時間は、東京/羽田〜ロンドン線の東京/羽田発は14時間50分・ロンドン発は14時間10分、東京/羽田〜ヘルシンキ線の東京/羽田発は14時間40分・ヘルシンキ発は14時間10分、東京/羽田〜パリ線の東京/成田発は15時間15分・パリ発は13時間45分となる。ロンドン発は1時間40分、ヘルシンキ発は1時間30分、「北回り」と比べて所要時間が短くなる。
フランクフルト線は期間中欠航、モスクワ線は5月31日まで運休とする。