「アパホテル〈別府駅前〉」開業、大分県に初進出　建物には”ブラックモンブラン”ロゴも

アパホテルは、竹下コーポレーションとフランチャイズ契約を締結し、「アパホテル〈別府駅前〉」を4月18日に開業し、大分県に初進出した。

建物は11階建て、客室数はシングルを中心とした177室。全室が禁煙で、「新都市型ホテル」最新仕様として、50型以上の大型テレビや新型オリジナルベッド「Cloud fit Grand」、館内案内をテレビ画面に集約した「アパデジタルインフォメーション」、照明スイッチや空調リモコン、USBポートなどを集中させた「枕元集中コントローラー」などを取り入れた。館内にはベンダールーム、コインランドリー、喫煙ブース、駐車場を設けるほか、1階には和食蕎麦「優庵-BUNGO YOUAN-」も入居する。

開業記者発表でアパグループの元谷一志社長兼最高経営責任者（CEO）は、「今年10番目開業のアパホテルとして、アパホテル〈別府駅前〉がオープンとなった。大分県初のアパホテルのフランチャイズオーナーが竹下コーポレーションで嬉しく思う。別府は訪日外国人も多く、別府から日本全国を盛り上げていただけるようアパホテルとしてもフォローしていきたい」と述べた。ビジネスと観光利用者の取り込みを目指す。

チョコクランチアイス「ブラックモンブラン」などを製造する、創業120年を超える老舗菓子メーカー、竹下製菓のグループ会社である竹下コーポレーションは、2018年7月にアパホテルズ＆リゾーツフランチャイズに加盟し、アパホテル〈佐賀駅南口〉をイープン。2020年4月に全客室のリニューアルを完了している。

アクセスは、JR別府駅西口から徒歩約1分、東九州自動車道別府インターチェンジ（IC）から車で約15分。

大分県への進出により、アパホテルが未進出の県は島根県と高知県の2県のみとなった。