東京メトロ、バリアフリー化推進で運賃引き上げ きっぷ・ICともに10円

東京メトロ南北線

東京メトロは、バリアフリー設備の整備にあたって鉄道駅バリアフリー料金制度を導入し、運賃を引き上げると発表した。

2023年3月ごろから、定期外ではICカードときっぷともに10円、通勤定期では1か月370円、3か月1,050円もしくは1,060円、6か月1,990円もしくは2,000円を設定し、運賃に加算して徴収する。通学定期では料金の設定を行わない。小児半額。

2021年度末時点で、ホームドアを150駅、エレベーター1ルートを177駅、バリアフリートイレを全駅に整備している。ホームと車両床面の段差や隙間の縮小は、銀座線と丸の内線、千代田線の全駅と五輪会場最寄駅で整備を完了しており、日比谷線で整備を進めている。