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アメリカン航空、第2四半期は過去最高の利益計上へ
アメリカン航空のロバート・アイソム最高経営責任者(CEO)は、需要が旺盛な状況が続くとの見方を示した。
レジャー需要は引き続き旺盛で、ビジネス需要も急速に回復している。第2四半期には法人からの売上高のうち9割近くが回復することを見込んでいる。これにより、新型コロナウイルスの感染拡大以降、初めて2019年の水準を上回り、過去最高の四半期利益を計上できる見通し。
長距離国際線の売上高の回復は、第1四半期は約50%にとどまったものの、3月には約60%にまで回復した。直近4〜6週間では、南米への需要が2〜3倍に増え、大西洋横断路線はそれよりはるかに大きい一方、大西洋横断路線は出入国制限によってかなり小さいとした。特に上級クラスが良い運賃で万関になることが増えているという。
単通路機の刷新も進めており、第1四半期にはエアバスA321neoを9機受領し、ボーイング737-800型機7機を再稼働させている。ボーイング737-8型機の購入オプションも行使し、2023年と24年に15機ずつを導入する。
ボーイング787型機の納入の不確実性を考慮し、ボーイング787-8型機を2022年に7機、2023年に6機を受領する。2023年後半を予定していたボーイング787-9型機4機は、2024年に受領を延期する。
通期の供給量は2019年の92〜94%水準を見込んでおり、ボーイング787-8型機の納入遅れにより目標を引き下げた。第2四半期の燃料価格は1ガロンあたり3.59〜3.64米ドルを見込む。