日本エアコミューター、9機目のATR42-600型機を受領 「カイコウズ」の葉を描く

日本エアコミューター(JAC)は、9機目となるATR42-600型機を受領した。6月にも就航を予定している。

機体には、鹿児島県の県木である「カイコウズ」の葉を描き、二酸化炭素排出量が少なく燃費の良い航空機を運航し、自然と共存する地域同士を結ぶというコミットメントを表現している。座席はモノクラスの「2-2」配列で48席を設けている。鹿児島と離島や地方都市などを結ぶ路線に投入する。

JACは2017年1月に、ATR42-600型機を初受領。2018年10月に、大型のATR72-600型機を発注変更する形で導入した。これにより、JACが保有するATR機は11機に拡大した。

デリバリーフライトは、フランスのトゥールーズを5月4日に出発。ギリシャのイラクリオン、サウジアラビアのリヤド、オマーンのマスカット、インドのブバネーシュワル、タイのバンコク/ドンムアン、フィリピンのマニラを経由し、5月8日に鹿児島に到着した、トゥールーズからイラクリオンの間は持続可能な航空燃料(SAF)を使用した。