ハワイ州知事ら8人の代表団が来日、首相などと意見交換

ハワイ州のデービッド・イゲ知事を代表とする代表団は、5月9日から13日にかけて来日し、政財界の要人と意見交換した。

代表団は、イゲ知事を筆頭に、ドーン・アマノ・イゲ州知事夫人、スコット・サイキ州下院議長、ハワイ州経済開発観光局のマイク・マッカートニー局長、ハワイ・ツーリズム・オーソリティのジョン・デ・フリーズ局長兼最高責任者など8名。感染症危険情報レベルの引き下げや、日本旅行業協会(JATA)による視察団の派遣、日本ハワイ友好議員連盟議員の訪問への謝意と、今後の発展のために行われた。

岸田文雄首相や林芳正外相、日本ハワイ友好議員連盟、JATA、航空・旅行会社各社、アメリカ大使館のラーム・エマニュエル駐日米国大使などを訪れ、経済開発や再生可能エネルギー分野など関係構築に向けた意見交換や、往来再開に向けた情報交換を行った。

イゲ知事は、日本はハワイのインバウンドにおける最大市場で重要であることに加え、日本人旅行者がハワイの歴史文化や自然に敬意を払ってくれると認識しており、自然保全や文化継承に注力して地域活性化を目指すハワイ州では、日本とハワイの人々の往来が復活することを待ち望んでいると強調した。