エティハド航空、10都市への就航を予告 11月25日に発表
タイ・ベトジェットエア、福岡〜バンコク線を段階的増便へ 1日2便を視野、福岡〜チェンマイ線開設検討
タイ・ベトジェットエアは、福岡〜バンコク/スワンナプーム線を7月16日に開設する。オンラインで記者会見を開き、発表した。
福岡発、バンコク/スワンナプーム発ともに月・水・土曜の週3便をエアバスA321型機で運航する。所要時間は福岡発が5時間40分、バンコク/スワンナプーム発が5時間25分。国土交通省は、外国人国際航空運送事業の経営許可申請を、2月22日付けで許可していた。
片道運賃は、7キロの機内持ち込み手荷物のみが含まれた「eco」が38米ドルから。往復最安運賃とした場合、諸税込みで235.48米ドルとなる。決済手数料別。運賃によってサービスは異なる。
両国の旺盛な需要を見込んでおり、1日2便への段階的増便を計画している。今後、日本語を話せる客室乗務員の採用も予定している。福岡〜チェンマイ線の開設も検討する。
タイでは2021年7月から、プーケットなどの島嶼部で「サンドボックス」を開始するなど、段階的に入国制限を緩和。現在はワクチン接種を完了している場合、ワクチン接種証明書と1万米ドル以上の英文旅行保険証書、タイランドパスへの登録で、入国後の隔離が免除されている。5月のスワンナプーム国際空港からの入国者数は32万人となり、新型コロナウイルスの拡大後、最多を更新している。
Woranate Laprabang最高経営責任者(CEO)は、「福岡は九州、私自身に好感を持っている。タイ人の多くも行きたい場所として認識されている。魅力的な場所にタイの皆様を連れて行くことができればと思う」と述べた。
タイ・ベトジェットエアは、2013年6月に設立。資本金は2億5,500万バーツ。エアバスA320型機とエアバスA321型機を22機保有し、バンコクのスワンナプーム国際空港を拠点として、アジアに30路線を展開している。2026年までに50機体制に拡大する見通し。
■ダイヤ
VZ811 福岡(09:10)〜バンコク/スワンナプーム(12:50)/月・水・土
VZ810 バンコク/スワンナプーム(00:45)〜福岡(08:10)/月・水・土