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JR東日本は、駅に停車する電車と通過する電車を判断することで、踏切の遮断時間を効率的に短縮できる「賢い踏切」と呼ばれる装置を、南武線の向河原駅前踏切に導入する。朝の通勤時間帯で1時間あたり数分程度の時間の短縮を見込む。
駅のそばにある踏切は、警報を鳴らし始める地点を通過列車に合わせて設定しているため、停車列車の踏切警報時間が長くなってしまう課題があった。賢い踏切は通過列車と停車列車を判別し、警報開始点を別々に設定することで、停車列車の警報時間を短縮することができるという。導入は12月頃を予定している。
向河原駅前踏切は“開かずの踏切”として知られ、これまで川崎市が迂回路を設置するなどの対策を進めていた。