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エバー航空、受託手荷物規定を個数制に一本化 新運賃も
エバー航空は、路線別に提供していた受託手荷物規定を一本化する。
6月23日発券分から、これまではヨーロッパとオセアニア、アジア発着の国際線で適用していた重量制での手荷物受託を終了する。受託手荷物許容量はこれまでよりも増える。
すべての運航路線で個数制を適用することで、共同運航(コードシェア)パートナーやスターアライアンス加盟航空会社の規定と一本化する。全路線で個数制の手荷物規定を適用する台湾の航空会社は初めてだという。
ロイヤルローレル、プレミアムローレル、ビジネスクラス利用者は1個あたり最大32キロまで、プレミアムエコノミーとエコノミークラス利用者は1個あたり最大23キロまでの手荷物を、それぞれ2個まで預け入れることができる。マイレージプログラムの上級会員は1個追加となる。
さらに、新受託手荷物規定の導入にあたり、受託手荷物が少ない乗客向けの新エコノミークラス運賃「ディスカウント」と、アジア路線で受託手荷物が23キロまで無料のエコノミークラス運賃「ベーシック」を用意する。
アメリカ・カナダ発着路線利用者の規定は変わらないものの、プレミアムエコノミーの1個あたりの重量規定を見直している。