ANA、受託手荷物の適用ルールを変更 日本発エコノミー「Light」運賃では1個に
ノーザンパシフィック航空、日本と韓国に11月就航へ アンカレッジ拠点
ノーザンパシフィック航空は、2026年までの事業計画を明らかにした。日本と韓国には11月にも就航する。
破産したアラスカの地域航空会社Ravnを買収し、社名をノーザンパシフィック航空に変更。アメリカン航空とユナイテッド航空から中古のボーイング757-200型機を調達し、アンカレッジを拠点にアジアや全米主要都市への乗り入れを検討している。
日本と韓国の国境開放やリベンジトラベル需要の獲得には絶好の機会としており、すでにアメリカ運輸省はら8機の運用権限を取得しているとした。アイスランド航空やコパ航空のようなハブ・アンド・スポークモデルを採用し、運賃は従来より最大25%少なく、燃料の削減も見込めるという。
2021年10月と11月、今年3月にすでに4機のボーイング757-200型機を調達済みで、5月には同型機8機の調達に合意。11月に3機、2023年5月に1機をアイスランド航空からウェットリースで調達する。アンカレッジ国際空港ノースターミナルも改修し、ラウンジも用意する。2026年までにドライリース機を含めて50機体制に拡大し、売上高13億米ドル、最終利益1億2,000万米ドルを見込んでいる。
将来的にはエアバスA321XLR型機などの導入を検討するとしたものの、運航コストはボーイング757-200型機より安くなる一方で、導入コストが大きいことから機材の高稼働が必要になり、ボーイング757-200型機に優位性があるとしている。他社が同様にアンカレッジを拠点とする可能性は、空港スペースの都合上少ないとした。資金調達はあと1回実施を予定している。