JR東日本、英国でデジタル自販機ビジネス事業化へ　鉄道駅などに展開

JR東日本は、イギリスで自販機ビジネスを事業化すると発表した。同国の主要都市でデジタル自販機をまずは50台規模で展開する。

同社は2019年からイギリスのバーミンガムやノーサンプトンのウェスト・ミッドランズ・トレインズの駅構内でデジタル自販機の設置トライアルを開始。同国の「マーケットの可能性の確認ができた」（JR東日本）ことから設置エリアを拡大し、まずはロンドンなど各主要都市に50台規模で展開する。

自販機では飲料、菓子、雑貨類を販売するほか、設置施設や販売商品などのサイネージ広告や、交通情報や天気予報などもリアルタイムで配信する。

JR東日本は、今後もイギリス国内の鉄道、駐車場、空港やバスターミナルなどの交通拠点を中心に設置を拡大していきたいとしている。